2011年2月8日火曜日

六本木の美術館へ行った日記。

森美術館に行ってきた。火曜は17時まででぎりぎりだった。
平日は空いてるかと思ったら、たくさん人がいた。
展望台目的で来た人も多いだろう。
今回の展示は小谷元彦さん。37歳と若いけど、なんだか理解できた、ちゃんと仕事をしてる印象のある展示だった。
昔からちゃんとやられてきた人なのかなと、僕は思いました。

印象としては、まさに現代アートっぽい感じで、それをまさに現代アートっぽくプレゼンしてる印象。
わかりやすく、現代アートをパッケージしてると思った。

そういうことを、この日本でもっとも大衆的な森美術館でやったのは、良いコマーシャルだと思う。
ただ世界に比べてきっと遅いのだろうけど。
現代アートっぽい作家さんを何回か、そんな風にして紹介していくことで、世の中の人々に、現代アートの基礎事項を覚えてもらえることができるんじゃないかと、思った。
そういうことも、必要だと思う、アートや文化を日本につくっていくときには。


今回の展示は、個展として、森美術館で小谷さんがちゃんとコミュニケーションをとって作った感じがあった。
よく、海外の作家さんを呼んで放りっぱなしの印象もあったので、愛ある感じでよかったよ。

日本では、とてもアートとかが今必要だと思うな。
みんなお金や、経済のことばかりに目が行きがちな印象があるけど。
経済とかお金のことばかり学んで、たとえば家をたてるとき、看板をたてるときとかに、もし文化的な教養や興味、センスがないとまったく人間味も情熱もないものができてしまう。
そういうものが並んだ町に生きてると、なんか貧しい気持ちになるのは気のせいかな。豊かな気持ちや、誇りを持って歩きたいものだし、なるべくそれらを愛したいんだけど、やたらにひどいとちょっとそれに手こずる。

そういうことにつながってくるとおもう。
将来、家を建てるのが夢なんだ、と言っても、そんな家でいいのかよって家を見かけまくる。
この際、建築家が注目されているわけだし、そういうことに関心を持てばいいと思うんだよな。
それに家を建てる、って話は子供のように面白いでしょ。

どんなところにアイディアがあるでしょう、か、

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