2011年3月18日金曜日

2011 3/18

15日、山下さんの誘いで、映像の撮影ということで一泊二日で山梨に行って来た。
デザインなど手がけるプロの方との仕事や、話は刺激的だったし、良い経験になった。
もっと作ったりしていかなければならない、と思った。がんばれ、
そして、そういうのは緊張するもので、泊まりがけだったけど、あんまり休んだ感じがしなかった。

高速バスで山梨の石和温泉の方へ山下さんと向かったのだけど、行きのバスで後の座席のお客さんの呼吸が荒いなぁ
と思い、気になって振り返るとずいぶん辛そうなので大丈夫ですか、と声をかけたが、どうやら大丈夫そうではなくて。
水をすすめたり、声かけを行ったりするも、足りないことが明らかなので山下さんとバスを止めてもらうよう頼んだ。
みるみるうちに容態が悪化したので、自分のコートを体にかけてあげたり周りの何人かの上着を借りてかけてあげたりした。
運転手に救急車に電話してもらったり、応急処置がわからず、とりあえず手を握って声をかけたりした。
もっと出来ることなかったけ?と思いながら。
救急車がすぐにやってきてくれて本当に良かった。
意外に、バスの乗客は僕らと2人の女の子を除いて、席さえ立たずに皆さんじっとしているようでびっくりした。
でもあんまりみんなで群がっても動けないか。それでも、もう少しその患者さんに対して応援してほしかったかな、、とちょっぴり思う。
とても震えていて、大丈夫だったのだろうか、
最後に救急車へ移動される時、感謝をされて、なんだかうれしかったんだけど、その時の目が本当に感情を絞り出されたような目をしていて、なにかもっと出来ることなかったけかな、という気分になっていた。回復していてくれ〜。

なにが原因だったのだろう?
色々重なる。

この地震や原発の影響で、なにが起きても知らんぷりの東京も、動かされずにはいられない状態だ。
まるでなにごともなかったように元通りになるのはもうごめんだ。
この今、考えなおさなければいけない、と思う。



この状況は、村上龍の書く小説のような設定に思える、くらい。

コールドストーンでのアルバイトがお休みになる日々で、家に閉じこもっている。
なにか作業をしているけど、最近あまりつけなくなったテレビをつけてチャンネルを変えては、ニュースを流しっぱなしの状態にしてばかりいる。
twitterを開いて、多くのつぶやきを、地震や原発に関する情報が飛び交っていることを確認する。

東北の人々の様子が映されていて、それは、ニュージーランドでこないだ起きたときよりも、もっと近く存在している、明らかに。
それで、今これから寝て明日起きた時には、やっぱりまだずっと隣に存在していて、暗い雲の下に自分だけじゃなく、人々がそのまっただ中にとらえられていて、、その下で生活している感じ


また、こんなことも考える、まだあんまり大手メディアでは聞かないが(言わないが)、この先のこと。
考えれる人は、今後のこともきっと考えた方が良くて。僕も出来る限りの範囲で。
たとえば、発電所に関しては、この後新しい発電所は、原子力ではないもので、風力などで作るべきではないだろうか?
とか、東京からは人が疎開していったなら、じゃあここはどんな風になっていくのか?
そして、これまでの東京をなくして、日本ではどの場所がどんな風に生成されていくんだろうか?とか。

どうしたら、色々忘れがちなものを取り戻せるだろうか、
生きることにおいて、優先順位をもう一度、いや何度も絶えず考え直していく必要があるんじゃないか、とか。


あと、テレビで被災地の状況や人々を見ていて、あぁいった場所では、ほんとうに人と人が助け合っていくことこそ、あるいは自然を聞くこととか、大事なんだろうと思って、じゃあ今まで都心部で、大事にされていたように思えるコミュニケーションを欠いたような匿名の人とのやりとりとか、お金だけがただ回ってるようなことだとか、それを信じてしまうなんかけばけばしい存在とか、そういうのじゃないきっと大事なことがあれを見たり聞いたりしていると想像されました。



募金とか節電とか、そんな小さなことしか僕はできていないが、
多くの人々が、奮闘しているのを、こんなにも知れて、その度に、思考モードだったり、行動モードに突き動かすモチベーションが発見されています。あるいは、もっと考えていなければならないのか、と。
でも、震災あけて2日後くらいには、テレビをつけてチャンネル変えるとくだらない番組で、くだらない芸能人の話が醸されて、
残念に思う、まぁしょうがないといえばしょうがないけど、僕は審査員ってわけでもないけど、おもしろいくだらない番組ももちろんあるけど。
we needな、必要な情報や、そこから想定していくべく情報がなるべく第一にメディアの中で飛び交っていて、普段のjapanの溢れ変えった様々な情報が今は後回しにされている。
この先、japanが他の国々とやっていく中で、どうしていけば生き残れるかを考えるチャンスだとも思う。
やっと今、ぐちゃぐちゃな情報たち顔たちは横にかき分けられて必要なものが姿を現しつつある部屋で、もしまたこの部屋を散らかしてしまうなら、当分見えなくなってしまうかもしれない。いや、でも、もはや元通りなんかには決してなりはしないのかもしれない、、

ともかく追っていく、

以上、書き留めます。不謹慎な箇所あるかと思います。
足りない文章力、編集力あると思いますが、
書いて置くのです。

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