2012年9月13日木曜日

最近、考えてること

バイトがお昼に終わるとその足で上野へ向かった。 昔の西洋絵画を観て回る。 僕は明らかに、ぼんやりと今を生きてるけど、何百年も昔のことって謎めいていてロマンをかきたてる。 今、渋谷のカフェにいて明るかった外もだんだんとふけていく、あっという間に暗くなって車のライトがついて街灯がついてあたりは舞台のようにライトアップされていく。何度も見た風景。東京の風景。 東京ってやつが今日も憎たらしい、けどこいつが自分を生んでくれたんだと思うのです。そして愛すべき人々や友達も。 この嫌悪がいつか逆転して最高の愛になればいいじゃない。 全然届かないけど、手に入れたい夢がある、なんとかなるんじゃないか?ってぎりぎりのところで作戦をいつもたててる。 夢を強く願ってる人はずいぶん世界が違って見えるんじゃないかな、 確か四年前に僕が入ってたブレイクダンスのクルーを抜ける時、日本を世界を面白くしなきゃならないからやめます、とか言った気がする。なんてことを言ってしまったんだろう、その後の自分はそのことをすっかりほったらかして虚像ばかり見ていた気がする。 大学の三年生後半からのことを後悔している、あの時なんでもうちょっとあれをこれをそれをやらなかったんだろうって。 いつのまにか24歳になってしまってる。 一日ずつ失われていくんだね、そんなことを気にしながら、引きちぎれそうな想いを無視しないでいたい。なるべく。出来る限り。 possible. それにしても自分には何もないので、完全にふざけていきたいところだ、作戦としては。 自分の体をねじ込んでいきたい。 大きい夢を抱えて、寝て見る夢じゃなくて走ってる最中に全身に浴びる夢を走り続けていきたいよ、 なんでもある時代に生まれて、でも欲しいものは誰も出してくれない。センチメンタルになることが許されるならそれってすごく悲しいことだ、逃れようがなく。それでも、生命だけもらったからこの生命をなんとかしなきゃいけなくて、二択しかなくて、じゃあ夢を見続けることにしよう。もう一回やり直そう。

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